書籍「THE ANTHOLOGY VOL.2」
今月発売であるHGUCのザクⅡF2ジオン版の画像を見てみるとMGで批判された箇所が改修されていて好感が持てます。ですが単体で見るとまだマッチョ体形でありますがFZ型と並べた時の違和感を減少させるには仕方のないことなのでしょう。なにはともあれキットでF2が発売されるだけでもありがたいことです。
■ユーティライネンの06Rを知らない方に
・・・思いっきり瞬着を垂らした跡があってお恥ずかしい限りです(^^;
この書籍は「月間ガンダムエース」を主体とした総集編、短編集と言ったところでしょうか。中でも今回紹介するのは知る人ぞ知る「BIG CLAU」。
作者はレシプロ機関連の連載を主に執筆されている松田未来(ミク)さん。
物語は一年戦争末期、連邦艦隊に対し防御の時間を稼ごうとしている公国軍は試作兵器の数々を投入、その中でも連邦軍に「ビッグ・クロー」と恐れられていたモビルアーマー、ビグロ。
主人公の一人であるルナリアンのイーサ・トゥルボ少尉。同じ立場である公国軍の兵士にも連邦に付いたり公国軍に付いたりする月面人は冷遇されていた。
少尉は今回、時間稼ぎの囮としてビグロで連邦艦隊を翻弄させるが機体ダメージも大きく救助を呼ぼうにも中継ビーコンを遮断され軍に見捨てられる。そこに連邦軍のRGM-79型が数機、送り狼がきたかと少尉。
そこへ突如現れるMS-06R1型!ジムを一刀両断!右手には大型のソード、左手にはMMP-78、両肩はシールドといった明らかに現地改修された衰退している公国軍を象徴しているような機体。
パイロットは基地防空部隊の太刀使い(ソードマスター)の異名を持つイルマリ・ユーティライネン中尉(余談ではあるがモデルは第二次世界大戦時のフィンランド空軍のエース、エイノ・イルマリユーティライネンから。)
「何しにきた」と月面人である自分を助ける中尉に問いかけるイーサ少尉、「おまえさんとそのデカブツを任務するのが俺の任務だ」と中尉。
ユーティライネン中尉はイーサ少尉に
「なあ少尉、俺も自慢できる生まれじゃない。だからこう考えるようにしているのさ」
「誰だって生まれてくる時には親は選べねえ、だからこそ相手の生の部分で人を見極める・・・てなあ」とルナリアンだろうがジオンだろうが関係ないと。なかなかの名言です。
次から集まる2個小隊のRGM-79相手に一人で戦うユーティライネン、連邦の最優先目標はビグロでありドンドンモビルスーツを投入してくる。そこへ現れる友軍のMS-09R、MS-06F2が!
ユーティライネンの呼びかけで集まった友軍機たち、「ジオン軍人も捨てたもんじゃあないだろ?」と中尉。
必死に連邦のモビルスーツをビグロに近づけさせない様対処するも1機撃ちもらしてしまい攻撃能力を失った手負いのビグロに接近するジム。ビグロの腹側を見せ油断させコロニーの反射鏡にぶつかり自爆するジム。
負傷しつつも帰還するユーティライネンのザク達、コクピットの中で中尉は
「この戦争が終わったら良い店を紹介してやる。それまではお互いしぶとく生き残ろうや」と。
この書籍には勿論多くの短編が掲載されています。あえてBIG CLAWのみを取り上げたのはこのブログ上でユーティライネンの06Rを製作している他ならないからです。
最近模型製作のテンションが少し下がり気味でしたので自分なりに今回の記事は制作意欲の助けになりました。完成したら個人的にアドバイスをして頂いた作者様にも画像を見ていただこうと思っていますので下手な物は作れません。時間をかけても良い物を製作しないと!




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