2010年2月 8日 (月)

書籍「THE ANTHOLOGY VOL.2」

今月発売であるHGUCのザクⅡF2ジオン版の画像を見てみるとMGで批判された箇所が改修されていて好感が持てます。ですが単体で見るとまだマッチョ体形でありますがFZ型と並べた時の違和感を減少させるには仕方のないことなのでしょう。なにはともあれキットでF2が発売されるだけでもありがたいことです。

 

■ユーティライネンの06Rを知らない方に

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・・・思いっきり瞬着を垂らした跡があってお恥ずかしい限りです(^^;

この書籍は「月間ガンダムエース」を主体とした総集編、短編集と言ったところでしょうか。中でも今回紹介するのは知る人ぞ知る「BIG CLAU」。

作者はレシプロ機関連の連載を主に執筆されている松田未来(ミク)さん。

物語は一年戦争末期、連邦艦隊に対し防御の時間を稼ごうとしている公国軍は試作兵器の数々を投入、その中でも連邦軍に「ビッグ・クロー」と恐れられていたモビルアーマー、ビグロ。

主人公の一人であるルナリアンのイーサ・トゥルボ少尉。同じ立場である公国軍の兵士にも連邦に付いたり公国軍に付いたりする月面人は冷遇されていた。

少尉は今回、時間稼ぎの囮としてビグロで連邦艦隊を翻弄させるが機体ダメージも大きく救助を呼ぼうにも中継ビーコンを遮断され軍に見捨てられる。そこに連邦軍のRGM-79型が数機、送り狼がきたかと少尉。

そこへ突如現れるMS-06R1型!ジムを一刀両断!右手には大型のソード、左手にはMMP-78、両肩はシールドといった明らかに現地改修された衰退している公国軍を象徴しているような機体。

パイロットは基地防空部隊の太刀使い(ソードマスター)の異名を持つイルマリ・ユーティライネン中尉(余談ではあるがモデルは第二次世界大戦時のフィンランド空軍のエース、エイノ・イルマリユーティライネンから。)

「何しにきた」と月面人である自分を助ける中尉に問いかけるイーサ少尉、「おまえさんとそのデカブツを任務するのが俺の任務だ」と中尉。

ユーティライネン中尉はイーサ少尉に

「なあ少尉、俺も自慢できる生まれじゃない。だからこう考えるようにしているのさ」

「誰だって生まれてくる時には親は選べねえ、だからこそ相手の生の部分で人を見極める・・・てなあ」とルナリアンだろうがジオンだろうが関係ないと。なかなかの名言です。

次から集まる2個小隊のRGM-79相手に一人で戦うユーティライネン、連邦の最優先目標はビグロでありドンドンモビルスーツを投入してくる。そこへ現れる友軍のMS-09R、MS-06F2が!

ユーティライネンの呼びかけで集まった友軍機たち、「ジオン軍人も捨てたもんじゃあないだろ?」と中尉。

必死に連邦のモビルスーツをビグロに近づけさせない様対処するも1機撃ちもらしてしまい攻撃能力を失った手負いのビグロに接近するジム。ビグロの腹側を見せ油断させコロニーの反射鏡にぶつかり自爆するジム。

負傷しつつも帰還するユーティライネンのザク達、コクピットの中で中尉は

「この戦争が終わったら良い店を紹介してやる。それまではお互いしぶとく生き残ろうや」と。

 

この書籍には勿論多くの短編が掲載されています。あえてBIG CLAWのみを取り上げたのはこのブログ上でユーティライネンの06Rを製作している他ならないからです。

最近模型製作のテンションが少し下がり気味でしたので自分なりに今回の記事は制作意欲の助けになりました。完成したら個人的にアドバイスをして頂いた作者様にも画像を見ていただこうと思っていますので下手な物は作れません。時間をかけても良い物を製作しないと!

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2010年1月22日 (金)

GUNDAM LEGACY2

私事ですが新しい職場で仕事をしてから約50日が経過したのですが体重が14キロも減少しました。自分でも明らかに細くなっていくのが面白い位分かるほどで今まで着ていた衣類がブッカブカ(;´Д`)

食べる量はむしろ増えている位なのでいかに今の仕事の運動量が半端でないかと言う事なのでしょうね。

今回は「機動戦士ガンダム戦記」、「宇宙、閃光の果てに・・・」等でお馴染みの夏元雅人氏の「GUNDAM LEGACY2」の記事となります。

■オムニバス短編の第2弾

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月間ガンダムエース誌にて連載されていた「GUNDAM LEGACY」。今回は全3巻の内の第2巻になります。

ガンダムエースは最近では個人的には読むに値する連載も少なくなって興味のありそうな単行本のみ購入してきました。その中でも夏元氏が描く作品は毎回楽しみにしておりました。
毎回この単行本の魅力と言えば複数の作品のキャラクターが一つの作品で違和感無く競演しているところではないでしょうか。

■内容は以下の6話構成

「ジャブローの邂逅」
サラブレット隊のフォルドとルースの二人とエイガーの競演、戦闘をゲーム感覚で捕らえるフォルドに警告を促すエイガー。
ジャブローに進行してきたジオン軍に対して宇宙用装備を換装しているG04、G05内で何も出来ず地上で戦闘をしているマドロックにエイガーの影を思い浮かべながら自分達の主戦場は宇宙と認識しつつも不甲斐ない自分を責めるフォルドとルースが印象的。

「部隊(チーム)」
マレット・サンギーヌ率いる「グラナダ特戦隊」の結成エピソードを描いている。
この地点ではアクトザクは到着していないらしくマレットはMS-09R2、他の3人はMS-09R。しかしながらこの地点で武装が各機の特徴通りになっているのも面白い。PS2版には登場しないキャラクターと言う特性からこうした補完してくれる内容はありがたいところ。

「リトル・ウォーズ~ある小さな戦い~」
グリーン・ノアでの小さな出来事を描いていて主人公達の少年のウィル、リバー、ジェリーの3人でジュニアモビルスーツ地区大会に参加すべくジャンク漁りをしながらジュニアMS「ゴーディ」を完成させる。
それに対して父親がティターンズ軍人である事を良い事に好き勝手に子分を連れて威張り散らしているキーファー。お互いのモビルスーツが大会の決勝戦で対決する事になる。
しかしゴーディはそれ以前の試合でジャンクで確保した軍用のアクチュエーターが強力すぎて他のパーツに負荷を与えている事が分かる。棄権しようとしたその時ライバルであるキーファーの妹であるシェインが新品のアクチュエーターをウィル達に渡す。「あの兄の目を覚ませてほしい」と。

「奪還作戦/前編・後編」
連邦軍の基地が存在するポートモレスビー(余談ですがポートモレスビーはパプア・ニューギニアの首都です)に着艦要請を仰ぐ2機のフライアロー。搭乗しているのは今回の主役でもあるマックスとジミー。様子がおかしく基地に何が起こったか尋ねるとジオンの奇襲を受けているとの事でポートモレスビー基地と周辺の町はジオンの占領下となってしまう。

奪還作戦に志願したマックスとジミーはヒマラヤ級が配備された中規模の部隊に配属。ジミーは占領下に取り残された恋人のアンジェリーナの安否を心配し3ヵ月後には結婚をすることになっている様。それに対して何かを告げたさそうなマックス。

海上戦闘は有利と慢心してしまった連邦艦隊の前に突如現れたモビルスーツ「ゴッグ」。僅かなモビルスーツの為に壊滅寸前の連邦艦隊。難を逃れた2席のU級潜水艦に救助されるマックスとジミー。

潜水艦の艦長クランシーはマックスのポートモレスビー空軍基地のワッペンを見て家族の安否を尋ねるがマックスの家族は戦闘に巻き込まれ死亡を報告書にて確認したと伝える。戦死者リストの事をたずねるジミーはアンジェリーナの安否を心配するがマックスは報告書には載っていないので安心しろと伝える。

クランシーの上官が搭乗している同型艦で僅か2隻の潜水艦で基地奪還作戦を続行すると無謀な案を出すブーブハイム中佐は敵を一発で葬る切り札があると話す。クランシーは気化弾頭を使用することを予測して人道的な理由でブーブハイムに使わせてはならないと判断、阻止する事を決断する。

再度ゴッグの攻撃を受けるブーブハイムのU級潜水艦は気化弾頭は発射してしまう。クランシーは海中での魚雷で処理する事が出来なくなりマックスたちは弾頭をFF-X7で撃墜するべく追いかける。しかし迎撃に来たドップの攻撃を受けジミーのFF-X7は大破、死亡する。

クランシー中佐はジオンに対して一時停戦を申し立てる。信じてもらうしかないと判断したクランシーは弾頭に照準を合わせてミサイルを発射、迎撃に成功する。

ジミーの機体の墜落ポイントからはアンジェリーナの写真だけしか回収できなかったとクランシー少佐。マックスは「ジミーにはどうしても伝えられない事がありました・・・、でもそれで良かったのかもしれない、ジミーは・・・これでやっとアンジェリーナの許へ戻れたのだから・・・」

「オーガスタの一番暑い日」
オーガスタ基地の保養施設の室内プールにて偶然出会うミユ・タキザワとノエル・アンダーソン。些細な事がきっかけでお互いの自尊心を賭けて模擬戦闘をすることに・・・。

 

個人的には地味ではあるものの「奪還作戦」、「リトルウォーズ」が面白かった。冒頭であらゆる作品のキャラクターが一同に集うところが良いと言いましたがそれ以上にこの2話は良かったかなあ。

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