2010年2月 8日 (月)

書籍「THE ANTHOLOGY VOL.2」

今月発売であるHGUCのザクⅡF2ジオン版の画像を見てみるとMGで批判された箇所が改修されていて好感が持てます。ですが単体で見るとまだマッチョ体形でありますがFZ型と並べた時の違和感を減少させるには仕方のないことなのでしょう。なにはともあれキットでF2が発売されるだけでもありがたいことです。

 

■ユーティライネンの06Rを知らない方に

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・・・思いっきり瞬着を垂らした跡があってお恥ずかしい限りです(^^;

この書籍は「月間ガンダムエース」を主体とした総集編、短編集と言ったところでしょうか。中でも今回紹介するのは知る人ぞ知る「BIG CLAU」。

作者はレシプロ機関連の連載を主に執筆されている松田未来(ミク)さん。

物語は一年戦争末期、連邦艦隊に対し防御の時間を稼ごうとしている公国軍は試作兵器の数々を投入、その中でも連邦軍に「ビッグ・クロー」と恐れられていたモビルアーマー、ビグロ。

主人公の一人であるルナリアンのイーサ・トゥルボ少尉。同じ立場である公国軍の兵士にも連邦に付いたり公国軍に付いたりする月面人は冷遇されていた。

少尉は今回、時間稼ぎの囮としてビグロで連邦艦隊を翻弄させるが機体ダメージも大きく救助を呼ぼうにも中継ビーコンを遮断され軍に見捨てられる。そこに連邦軍のRGM-79型が数機、送り狼がきたかと少尉。

そこへ突如現れるMS-06R1型!ジムを一刀両断!右手には大型のソード、左手にはMMP-78、両肩はシールドといった明らかに現地改修された衰退している公国軍を象徴しているような機体。

パイロットは基地防空部隊の太刀使い(ソードマスター)の異名を持つイルマリ・ユーティライネン中尉(余談ではあるがモデルは第二次世界大戦時のフィンランド空軍のエース、エイノ・イルマリユーティライネンから。)

「何しにきた」と月面人である自分を助ける中尉に問いかけるイーサ少尉、「おまえさんとそのデカブツを任務するのが俺の任務だ」と中尉。

ユーティライネン中尉はイーサ少尉に

「なあ少尉、俺も自慢できる生まれじゃない。だからこう考えるようにしているのさ」

「誰だって生まれてくる時には親は選べねえ、だからこそ相手の生の部分で人を見極める・・・てなあ」とルナリアンだろうがジオンだろうが関係ないと。なかなかの名言です。

次から集まる2個小隊のRGM-79相手に一人で戦うユーティライネン、連邦の最優先目標はビグロでありドンドンモビルスーツを投入してくる。そこへ現れる友軍のMS-09R、MS-06F2が!

ユーティライネンの呼びかけで集まった友軍機たち、「ジオン軍人も捨てたもんじゃあないだろ?」と中尉。

必死に連邦のモビルスーツをビグロに近づけさせない様対処するも1機撃ちもらしてしまい攻撃能力を失った手負いのビグロに接近するジム。ビグロの腹側を見せ油断させコロニーの反射鏡にぶつかり自爆するジム。

負傷しつつも帰還するユーティライネンのザク達、コクピットの中で中尉は

「この戦争が終わったら良い店を紹介してやる。それまではお互いしぶとく生き残ろうや」と。

 

この書籍には勿論多くの短編が掲載されています。あえてBIG CLAWのみを取り上げたのはこのブログ上でユーティライネンの06Rを製作している他ならないからです。

最近模型製作のテンションが少し下がり気味でしたので自分なりに今回の記事は制作意欲の助けになりました。完成したら個人的にアドバイスをして頂いた作者様にも画像を見ていただこうと思っていますので下手な物は作れません。時間をかけても良い物を製作しないと!

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2010年1月22日 (金)

GUNDAM LEGACY2

私事ですが新しい職場で仕事をしてから約50日が経過したのですが体重が14キロも減少しました。自分でも明らかに細くなっていくのが面白い位分かるほどで今まで着ていた衣類がブッカブカ(;´Д`)

食べる量はむしろ増えている位なのでいかに今の仕事の運動量が半端でないかと言う事なのでしょうね。

今回は「機動戦士ガンダム戦記」、「宇宙、閃光の果てに・・・」等でお馴染みの夏元雅人氏の「GUNDAM LEGACY2」の記事となります。

■オムニバス短編の第2弾

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月間ガンダムエース誌にて連載されていた「GUNDAM LEGACY」。今回は全3巻の内の第2巻になります。

ガンダムエースは最近では個人的には読むに値する連載も少なくなって興味のありそうな単行本のみ購入してきました。その中でも夏元氏が描く作品は毎回楽しみにしておりました。
毎回この単行本の魅力と言えば複数の作品のキャラクターが一つの作品で違和感無く競演しているところではないでしょうか。

■内容は以下の6話構成

「ジャブローの邂逅」
サラブレット隊のフォルドとルースの二人とエイガーの競演、戦闘をゲーム感覚で捕らえるフォルドに警告を促すエイガー。
ジャブローに進行してきたジオン軍に対して宇宙用装備を換装しているG04、G05内で何も出来ず地上で戦闘をしているマドロックにエイガーの影を思い浮かべながら自分達の主戦場は宇宙と認識しつつも不甲斐ない自分を責めるフォルドとルースが印象的。

「部隊(チーム)」
マレット・サンギーヌ率いる「グラナダ特戦隊」の結成エピソードを描いている。
この地点ではアクトザクは到着していないらしくマレットはMS-09R2、他の3人はMS-09R。しかしながらこの地点で武装が各機の特徴通りになっているのも面白い。PS2版には登場しないキャラクターと言う特性からこうした補完してくれる内容はありがたいところ。

「リトル・ウォーズ~ある小さな戦い~」
グリーン・ノアでの小さな出来事を描いていて主人公達の少年のウィル、リバー、ジェリーの3人でジュニアモビルスーツ地区大会に参加すべくジャンク漁りをしながらジュニアMS「ゴーディ」を完成させる。
それに対して父親がティターンズ軍人である事を良い事に好き勝手に子分を連れて威張り散らしているキーファー。お互いのモビルスーツが大会の決勝戦で対決する事になる。
しかしゴーディはそれ以前の試合でジャンクで確保した軍用のアクチュエーターが強力すぎて他のパーツに負荷を与えている事が分かる。棄権しようとしたその時ライバルであるキーファーの妹であるシェインが新品のアクチュエーターをウィル達に渡す。「あの兄の目を覚ませてほしい」と。

「奪還作戦/前編・後編」
連邦軍の基地が存在するポートモレスビー(余談ですがポートモレスビーはパプア・ニューギニアの首都です)に着艦要請を仰ぐ2機のフライアロー。搭乗しているのは今回の主役でもあるマックスとジミー。様子がおかしく基地に何が起こったか尋ねるとジオンの奇襲を受けているとの事でポートモレスビー基地と周辺の町はジオンの占領下となってしまう。

奪還作戦に志願したマックスとジミーはヒマラヤ級が配備された中規模の部隊に配属。ジミーは占領下に取り残された恋人のアンジェリーナの安否を心配し3ヵ月後には結婚をすることになっている様。それに対して何かを告げたさそうなマックス。

海上戦闘は有利と慢心してしまった連邦艦隊の前に突如現れたモビルスーツ「ゴッグ」。僅かなモビルスーツの為に壊滅寸前の連邦艦隊。難を逃れた2席のU級潜水艦に救助されるマックスとジミー。

潜水艦の艦長クランシーはマックスのポートモレスビー空軍基地のワッペンを見て家族の安否を尋ねるがマックスの家族は戦闘に巻き込まれ死亡を報告書にて確認したと伝える。戦死者リストの事をたずねるジミーはアンジェリーナの安否を心配するがマックスは報告書には載っていないので安心しろと伝える。

クランシーの上官が搭乗している同型艦で僅か2隻の潜水艦で基地奪還作戦を続行すると無謀な案を出すブーブハイム中佐は敵を一発で葬る切り札があると話す。クランシーは気化弾頭を使用することを予測して人道的な理由でブーブハイムに使わせてはならないと判断、阻止する事を決断する。

再度ゴッグの攻撃を受けるブーブハイムのU級潜水艦は気化弾頭は発射してしまう。クランシーは海中での魚雷で処理する事が出来なくなりマックスたちは弾頭をFF-X7で撃墜するべく追いかける。しかし迎撃に来たドップの攻撃を受けジミーのFF-X7は大破、死亡する。

クランシー中佐はジオンに対して一時停戦を申し立てる。信じてもらうしかないと判断したクランシーは弾頭に照準を合わせてミサイルを発射、迎撃に成功する。

ジミーの機体の墜落ポイントからはアンジェリーナの写真だけしか回収できなかったとクランシー少佐。マックスは「ジミーにはどうしても伝えられない事がありました・・・、でもそれで良かったのかもしれない、ジミーは・・・これでやっとアンジェリーナの許へ戻れたのだから・・・」

「オーガスタの一番暑い日」
オーガスタ基地の保養施設の室内プールにて偶然出会うミユ・タキザワとノエル・アンダーソン。些細な事がきっかけでお互いの自尊心を賭けて模擬戦闘をすることに・・・。

 

個人的には地味ではあるものの「奪還作戦」、「リトルウォーズ」が面白かった。冒頭であらゆる作品のキャラクターが一同に集うところが良いと言いましたがそれ以上にこの2話は良かったかなあ。

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2009年12月10日 (木)

電撃ホビーブックス「GUNDAM MODELS MGザクver.2.0編」

久しぶりの本館の更新です・・・。

■作り手でここまで印象が変わる

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友人の「ヤマネ工房」様の新作であるHGUCガンダム7号機です。

正直余り好きではない機種なのですが作り手の技術次第でここまで印象が変わるのかと驚きを隠せません。個人的に彼の作風が好きというのもありますが、配色のセンスが絶妙で、グラデーションの加減も黒下地が残りすぎず重量感のみを残すセンスはプロ含めて数少ない尊敬に値します。

最近ではお馴染みともなりました1/35フィギュアのユーグ・クーロもスクラッチ。おそらく日本で一番1/35スケールでのガンダム関連のフィギュアを製作しているのではと思います。

次回作は1/144(!)のビグロだそうです。イベントのレジンモデルで1/35トクワンも製作されるとの事、ますます目が離せません。

 

■MGver2.0の参考書程度に

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電撃ホビーマガジンの別冊として発売されています「GUNDAM MODELS」。

今回はマスターグレードのザクver2.0編となります。表紙は塗装センスの良い桜井信之氏、フィニッシュはNAOKI氏。

表紙のシャア専用ザクのコンセプトは「あの頃のザクを目指して」。塗装、造型と懐かしい中にもMGらしい新しさがあり上手にアレンジされているのは好感が持てます。一見弄っているのか分からないですが、実際は相当弄っている様です。

ですが、デカールがダメ。膝アーマーと腰アーマーのマーキングが好きじゃないなあ。凄く勿体無い。

他には遊び心満載のブルー系のスプリッター迷彩のザクや近藤和久氏や小林誠氏の様な80年代の自由なテイストが香る作風、さらにはグラデ無しの作例、ミリタリーテイストの溢れる越智氏の作例など見所は多い。ですが越智さん、ガンプラに現用武器そのまま持たせるのはいただけないなあ~、思いっきりバレットM82だし。

電撃誌でのコンペとして掲載されたザク達や電撃初参戦のMAX渡辺の久しぶりの作例である06Rなど再録ではあるが見ていて楽しい作例も多い印象。

とは言え何だかんだ言って川口名人のダイオラマが一番良かったかな?年代的にも一番しっくりくるんだよね。

本の価格は2.500円。お買い得かと言われると正直疑問ではありますがザクver2.0の作例を多く見たいのなら一見の価値はあるかな?

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2009年8月25日 (火)

ホビージャパン別冊「HOW TO BUILD GUNDAM」

久しぶりのグッズの紹介となります。

 

■伝説と言われた本が復刻!

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当時のガンダム小僧は模型雑誌やプロモデラーの作例に憧れを持っていたと思います。手書きのマーキング、ハゲチョロ、ドライブラシ等スケールモデルの技法を取り入れた作例たちの虜となっていました。

全ては「機動戦士ガンダム」と言う作品が当時のアニメと比較して単に善悪で判別する作品でなかった部分が大きいと思います。ガンダム以降リアルロボットの流れが出来、ダグラムやボトムズ等でさらに進化したものと思います。

本題に戻りますが復刻版の表紙が何か変だ?余計な事しやがって・・と思ったら今回は2冊セットなので紙カバーが付属されており中に2冊入っている形となります。

なにはともあれ今回の再販は嬉しい!私も所有していたのですが引越しの際に行方不明となり約15年ぶりの再会となりました。ちなみに価格は2冊セットで税抜き2857円となります。

しかし現在の模型誌のサイズに慣れてしまっていると小さく感じますね、個人的にはこのサイズの方が好みなんですけどね、電撃さんに対抗する為にサイズ変更したのは分かりますが(若干電撃ホビー誌よりHJ誌のほうが大きいですね、HJ社の雑誌である月間アームズマガジンもこのサイズに変更されました)

 

■伝説の原点

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まずは「HOW TO BUILD GUNDAM」。

史上初のガンプラ作品集で基本は初代中心です。一部スクラッチのMSVが少数掲載でHJ誌から抜粋している形となります。

やはり当時も現在もこの本の目玉はストリームベース制作のダイオラマ「JET STREAM ATTACK!!」と1/144スクラッチのガンペリーかと思います。

重厚感溢れる1/100のトリプルドムは小田氏、川口氏、高橋氏のモデラー集団「ストリームベース」の製作でそれぞれモノアイを発光式に変更した物。MGやHGUCにひけを取らない格好良さが素敵。

ガンペリー(1/144)、エレカ(1/20)のスクラッチたちを見ていると当時のガンプラブームがいかに凄い物だったかと感じます。あのガンプラブームの中でも小売店は殆どもうけが無かったそうです。遅れて買いに行くとドダイやギャンしかなかったりと言うのを良く経験した物です(泣

当時の広告を見るとGアーマーやマゼラ・アタックが発売予定の状態だったり、大河原氏の写真が掲載されたレベルカラーの広告等を見ていると時代と言う物を感じます。

巻末の方に読者投稿の作品が掲載されているのですが渡辺誠さんの1/60グフ。1/60ザクを2つ使用して改造していると言う当時は凄く衝撃だったと思います。知っている方は知っていると思いますがこの製作者の「渡辺誠」さんは現在のMAX渡辺さんです。後のHJ誌等で結構名前を見かける機会も多いかも。

市販パーツはおろか、今ほど便利な工具の数々、瞬間接着剤すらなかったかもしれない時代にこれだけの改修をされているのを見るとブームの大きさも凄いものでしたがモデラーさんもさぞ苦労されたことだったでしょうね。

 

■MSVの可能性を引き出した2冊目

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表紙は刺激を受けた方も多いであろう藤川政秀氏製作の1/60ガンダムをハッチをフルオープンした作例。記憶にある方もいらっしゃると思います。

この「HOW TO BUILD GUNDAM2」は初代後期、MSVを主体とした内容となっております。とはいえ、MSVと言うカテゴリーが確立されていない時期の物なので「GUNDAM CENTURY」に文字のみ掲載されていたザクのバリエーションが中心となっています。

今で言うMSVカラーに塗装された作品、有名すぎる位有名なダイオラマ「侵攻!特殊部隊」、「砂漠の駐屯地」、「黒い三連星06-R」、「CRASH ZAKU」、「MSM部隊」等。

個人的に今見ても格好良いと思ったのが小田氏の1/100ズゴック、石原氏のゴックは見た瞬間体中に電流が走る思いでした。

渡辺誠さん改めMAX渡辺氏のザクマインレイヤー。フロントアーマーが可動するよう改造されており、この可動が大河原氏に大きな影響を与え「装甲騎兵ボトムズ」シリーズにフロントアーマーの可動が採用されました。後のロボットアニメに多大な影響を与えたのは想像に難しくありません。今でもこの出来事はMAX氏にとっても自慢の一つのようです。(別冊HJvol.4に掲載)

小田氏の徹底改修されたジオングは今の目で見ても遜色がなくスクラッチの1/144スケールのミデア(!)等満たされすぎている最近の模型シーンに慣れすぎているせいか凄く新鮮に感じます。

約15年ぶりに見た感想としては普通に考えたら今現在の模型と比較して格好悪いのに格好いい!何か模型を製作しているときに「こうしなくてはいけない」的なことを良く考えるのですが自由に楽しめれば良いんだよね!と言う気持ちにさせてくれる、そんな内容です。

・・・と言いつつ本やネット等で画像を拝見しているとたま~に明らかにその部隊のマーキングはその機種にはるのはおかしいだろ!とかツッコミたくなる自分が居たりします。柔軟になったようで堅物のまんま(^^;

 

■おまけ

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部屋の掃除をしていたら出てきましたHJ誌1981年3月号。

ストリームベース製作のトリプルドムが表紙なのですが格好良すぎ!改めて読み直していると広告収入の関係かカラーページの少ない事(笑)しかしながら当時の価格は600円でして今現在と200円程度しか変化が無いというのも凄い。

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2009年1月 8日 (木)

コミック 「VANISHING MACHINE2」

何時までも正月気分な私です・・・。



■地味ながらも読み応えあり

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いきなりですが「VANISHING MACHINE2」です。「1」をすっ飛ばして「2」の記事ではありますが前作と特に繋がりも無いので問題は無いかな?

今回は物語が2作のみ。ひとつはキャリフォルニアベースに輸送する金を積んだコムサイが連邦軍の領域内の不時着を確認した公国軍第66部隊が救助、キャリフォルニアベースまでの帰還を手助けするというもの。

内容に関しては本編に触れてしまうので影響の無い範囲で。コムサイ内の金塊に目が眩んでヘリで着艦、負傷者の救助より金塊の回収を専決しようとするお偉いさんや、ザクタンクの奮闘など地味ながらも中々楽しめました。ザクタンクは近藤作品で良く見られる両サイドに装備された2連機銃の装備型、何となく旧ドイツ軍の20mm4連対空機関砲を連想してしまいますね。今回は更に120mm40口径長距離砲を搭載したモデル。正直特別デザインがいいとは思わないですが不思議とカッコイイ。

その他の登場兵器は近藤氏お得意のワッパ、ファンファン、ジオン戦闘ヘリ、米軍のブラッドレーに似た様な歩兵戦闘車など。連邦側のモビルスーツとしてはD型ジム、ジムダイバー等。

どうしてもキャラクターが弱い印象の近藤氏のコミックですが、今回は日本刀を携えている兵士がいたりと顔の画の弱さをその他の部分で補っているのが、こうした方法もありなんだなあと少し感心。この回だけでも140P以上あり読み応え十分。

もう一つは時代に取り残された弩級戦艦がジオン水陸両用モビルスーツに挑む的な内容。内容的には次の巻に続く様なので何とも言えませんがigloo向けの臭いが。

近藤氏の漫画の中でも癖の少ない作品なので読みやすい分類にはいるかと思います。近藤ファン、ミリタリー好きならオススメかと思います(^^

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2008年12月26日 (金)

コミック 「GUNDAM LEGACY①」

角川「月間ガンダムエース」にて長期休載されていた「GUNDAM LEGACY」の1巻がようやく発売となりました。



08年12月26日の発売と言う事で、本屋に向かったら年末と言う事もあるのか、「機動戦士ガンダム バニシングマシン2」、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN⑱」、「機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画②」とコミック発売の嵐。一応1冊ずづ購入はしたのですが期待度で行くと「GUNDAM LEGACY」→「ギレン暗殺計画」→「バニシングマシン」→「THE ORIGIN」の順だったのですがこれが大きく入れ替わる事に・・・。それは後日にでも。



■心待ちにしていました

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休業期間が長かったので単行本で発売されるか自体不安だったのですが、無事に発売となりました「GUNDAM LEGACY」。個人的に夏元さんの漫画好きなんですよ、メカ、人物、全ての描写が凄く私好み。単純に絵が上手い、読みやすい。ガンダムエース内の漫画では圧倒的かと思います。

逆に安彦さんのオリジンはメカが・・・。画力は天才級と昔から思っておりますが漫画はなあ・・・、目が疲れるんですよね、読みづらい?オデッサ作戦とジャブロー防衛線のモビルスーツの戦闘の描写が酷かった。近藤さんは人物が弱いかなあ・・・。メカは中期ごろに描かれていたのはかなり独特なので好き嫌いが分かれるかも。なんだかんだ言ってもMS戦記が一番好きだったり。そういう意味ではバニシングマシンやオペレーション・トロイは割と好きです。(あくまでも個人的な視点です。ファンの方ごめんなさい)

早速一通り読み上げましたが内容は「ルウムの影と光(黒い三連星、レビル)」、「蒼き宇宙の彼方に(ユウ・カジマ)」、「狼の紋章 他2話 (闇夜のフェンリル隊)」、「盟友(ガデムが主人公)」。

内容は単行本、ガンダムエースで既にご確認されている方も多いと思うので(手抜き?)私が思わずニヤリとした部分を(^^;

「ルウムの影と光」ではアナンケの指揮をマゼラン級「ネレイド」のロドニー・カニンガン准将に委任するシーンがあるのですが、戦略戦術大図鑑が初出のエピソードでかなりマニアック。最近ではSDガンダムGジェネレーションでも再現されていましたね。余談ですがレビル将軍の旗艦「アナンケ」も戦略戦術大図鑑が初出と言うのは意外と知らない方も多いようです。

「蒼き宇宙の彼方に」ではユウ・カジマの0093年のストーリーなのですがコレはセガサターンソフトブルーディスティニー3部作のベストエンディングにて0093年まで連邦軍に属していたのが分かります。しかしながらこのベストエンディングを見るのはかなり大変で知る人ぞ知る内容だったりします。

「盟友」ではジオンのM1戦車が!どれだけの人が知っているんだ??

その他にロンメル隊の面々やラコックなどTVシリーズの面々がちらほら。個人的には毒ガス部隊の05ザクをバックに微笑んでいるシーマ様にグッときました。シーマ様命なので(^^;

今のところ一度きりしか読んでいないのでその他にもニヤリポイントがあるかもしれません。夏元さんの漫画を読むと模型を製作するテンションが高まります。早く2巻が読みたい!

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2008年12月10日 (水)

ティーツー出版 「ジオン新報 秘匿された記録~一年戦争史編纂委員会」

 先ほどまでココログさんの一部のブログがヤフーブログ以上に重かったのですが段々と調子良くなってきました。結局何だったんだろう??


■以前公開していた旧キットの陸戦型ジム、ジムスナイパーの画像を全て撮り直し、サイドバーの展示室(連邦軍・ジム系)の方に更新いたしました。過去の作品なのでお恥ずかしいですがなんとか見れるものと思います(^^;
 
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■一年戦争好きなら笑える!

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 10年程前に歴史新聞系の本が流行った時期がありました。この本はそれのガンダム版となります。ど、同時にある程度の知識が無いと面白く無いという、ちょっとばかり敷居が高い本かもしれません。一年戦争知識中級以上用?

 凄く真面目にいい大人たちが真剣に豊富な知識を使ってちょっとふざけた書籍を製作しているのが見え隠れします。

 内容的にはサイド3の報道を主とした新聞ですがその中身は公国軍側に偏った一種のプロパガンダ的な物に近く、TVシリーズ等でお馴染みの内容の記事でも公国軍側支持者には一部捏造、操作された内容として新聞に掲載されている。サイド3の住民になったつもりで読むとこれがナカナカ面白い。


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 南極条約締結時の内容。



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 第二次ブリティッシュ作戦展開時。

 基本凄く真面目です。が、ところどころにクスッと笑える内容が掲載されていたりと面白いです。(この例であげた内容は普通に新聞的)

 使用されている画像は当時1998年の発行物なのでセガサターン版のギレンの野望の画像や第08MS小隊の画像が多め。

 製作側に伝説本「ガンダムセンチュリー 宇宙翔ける戦士達」と方向性は違えど同様の大人のお遊び的な物を感じます。150P程度で1800円は少しばかりお高い気もしますが、結構良い暇つぶしになる事間違いなし?






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2008年8月28日 (木)

コミック「機動戦士ガンダムMSV戦記~ジョニー・ライデン」

 1979年から今でも不動の人気の機動戦士ガンダム。幾つもの外伝等が映像や書籍で発表されていますが最近では特にこの機体が異質ではないでしょうか?

■ライデンファンには不評?06R-2「フルバレット」

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 知る人ぞ知る「06R-2フルバレット」。その正体はこのコミックにあります。発売元は講談社さん。「クロスボーン・ガンダム」シリーズや「バカがボールでやってくる」などでお馴染みの長谷川裕一氏の作品です。

 内容としては氏のお得意のパロディを混ぜつつシリアスなところはビシッと決める、と言った所でしょうか。ザビ家が嫌いなライデンをよそ目に家族が勝手に志願書を提出してしまうところから始まります。早く軍属を抜け出したく索敵されやすいよう、または被弾率を上げる為に機体を真紅に塗装して出撃するも手を抜かない性格のせいか高い撃墜率をマークしてドンドン昇格していくといった内容。あくまでも公式のストーリーではないので(笑)こうした本もあると思いながら読むと結構楽しめます。

 この本的にはビームライフルを装備できるモビルスーツの生産が間に合わなかった時のプランで高出力のR2型に大量の実体弾を装備させるといったもの。メカニックが「これが本当のR-2の姿なのです!」と言っているように06Rマニアを自負される方は模型で製作するのもいいかもしれませんよ?ちなみに私は製作予定に入っております。(もちろんお世辞にもかっこいいとは言えないデザインなのでデザインの変更はありそうです)

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 上の画像の様にR2フルバレットではありませんが、ゲルググのジェネレーターをそのままランドセルに装備させビーム兵器を装着したR-2。意外と良い感じ?この装備も私は製作予定です。(フルバレットには本来装備していないものですがオマケで製作するのもお洒落かな?)

 あまり固く考えずに読んだのですが結構楽しめる内容でした。ですが公式にならない事を祈ります。なるわけないか(^^;

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2008年5月22日 (木)

電撃ホビーブックス「ガンプラ・パッケージアートコレクション」

 「修羅の双星」の06Rは自分の想像以上に進行具合が早くもう2体目に突入しています。2体揃ったところから細かい改修を施そうと思いまさに「修羅」の如くの製作スピードでございます(^^;

■特に最近のガンダムファンに見ていただきたい

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 情報を入手してから欲しくて仕方が無かった本 、電撃ホビーブックス「ガンプラ・パッケージアートコレクション」。

 この本には初代・リアルタイプシリーズ・色プラ・FCM・MSV・ディオラマのガンダム模型のパッケージを実に134点掲載された内容。ほぼ全ての作品が掲載されているとは思うのですが原画が存在しない都合で掲載されていないものも僅かにあるようですが、懐かしさを感じ、初めて購入したガンプラはジムだったっけなあとか、MSVのパッケージを初めて見たときは子供心に興奮したっけ、などと思い出したりいたしました。

 中でも特に面白いのがヨーロッパで発売されたガンプラのパッケージも掲載されており、日本版とは微妙にパッケージが変更されております。

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 左の画像はご存知1/144シャア専用ザクのパッケージですがどこか違うような気がしませんか?

 手に持っているはずのマシンガンが無くそれらしいポーズに変更されているではありませんか。実はコレ、ヨーロッパでは商品に銃器のイラストなどを悪影響と思われており一旦塗りつぶしてその上からそれらしいポーズを付け加えたとの事だそうです。お国柄の事情をガンプラで知る、面白いです。

 そしてこの本のメインと言っても過言ではないMSVのパッケージ!「戦闘メカザブングル」1/144シリーズで評判の良かった実に表情豊かなメカの表現を十分により綺麗な内容で堪能する事ができます。

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 左の画像は有名すぎる位有名、故石橋謙一氏のMSV内の傑作(私はそう思っております)1/144 06Rザクのボックスアート。このパッケージに惹かれて06Rを購入した方も少なくないでしょうね、最高にかっこいいです。しかしながら石橋氏が既に亡くなっているのが非常に悔やまれます。

 こうした06Rをはじめ、MSVのパッケージが存分に楽しめるのはガンプラ馬鹿にとっては最高の贅沢、芸術の鑑賞と言っても間違いではないと思います(もちろんガンプラ好き限定ですけどね)

 非常に見ごたえがあり、貴重なイラストも数点ほどですが掲載されており 、あの頃にタイムスリップした気分を少しだけ味わう事が出来るような気がする、個人的にはそんな本でした。価格は3800円。安くは無いです。が、私的にはいい物を購入したなあと思わせてくれる本でした(^^

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2008年4月 8日 (火)

M.S.ERA機動戦士ガンダム戦場写真集普及版

 久しぶりの更新でございます。世間ではHGUCサザビー、HGUCザクFZ、1/144MSVの再販と嬉しいニュースが多いようです。

■この本を知らないガンダムマニアはニセモノだ!(笑)

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 帯の文字は少し大袈裟な気もしますが(笑)それだけ有名な本と言う事でしょう。ガンダムマニアの間ではあまりに有名なM.S.ERA。価格がかなり抑えられて普及版として再登場です。

 「ガンダム0080ポケットの中の戦争」のエンディングの画像等などは全てこの中に収録されており、さらにスタッフであった出渕裕氏らの監修の下戦場写真集と言う形で非常にハイクオリティなイラストが多数収録されております。

 当時版と主に違うところは英語表記が日本語表記に修正された事が大きいかと。あとはハードカバーではないので非常に読みやすくなったかな?

 模型で展開されているUCハードグラフの一部やキリング中佐の末路などナカナカ読んでいてニヤリとさせられる部分も多いかと。個人的に好きなカットは「ワインとジオン将校」。地球のワインを物色するジオンの将校のカット。あとは「司令到着」かな?
掲載写真(イラスト)は104点で非常に読み応えがありますので、模型を製作している方は参考になるかもしれませんね??価格の方は当時版が3500円だったのに対して普及版は1500円!頑張ったなあメディアワークスさん。同時発売で模型とCGの融合「ガンダムフォトグラフィーエレメント」も1500円で再発売されたので両方チェックするのもいいのかもしれません。資料的価値は高いですよ!ガ○ダム芸人ならともかく(笑)ガンダムマニアを自負される方はこの本は知らないと少しまずいかも??

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